蝶を取りに行きたいたいと誰かが言った。 するとすぐさま「やめようよ」と隣に座る友人が言った。 「だってさ、何処に行ったら蝶がいるかわからないし、 それに網だっているし、捕まえたら籠がいるだろ」。 すると別の友人が言った。 「谷底に落ちたらどうするんだよ。」 「そうだよな。」「捕まらないかもしれないし。」、 話は連々と続いた。 そして蝶をとりに行く前に全員が疲れてしまった。 蝶を追って、トンボを捕まえたとしてもいい。 蝉が捕まればそれでもいい。 夢はあくまで夢なのだ。 夢を追っている内に何かが見つかるかも知れない。 あまり余計な事を考えない。歩む者だけが前進する。 これは単純な事実である。